パーティクルボード


パーティクルボードは、イケアの家具で大変多く使われている素材の一つでしょう。

パーティクルボードとは木材の小片を接着剤と混合し熱圧成型した木質ボード、合板の一種です。

木材のチップのサイズにより大きく分類され、OSB>パーティクルボード>中密度繊維板 (MDF)の順にチップのサイズは小さくなります。

低価格で丈夫なうえに加工もしやすいパーティクルボードは、IKEAの家具にうってつけでした。

1969年、建築家Åke FribryterはPRIVATソファをデザインしました。

ベース部分はホワイトラッカー仕上げのパーティクルボードで、クッション部には、テキスタイルアーティスト、Sven Fristedtのデザインによるブラウンの花柄クレトン生地を使用しました。

直線的なラインと高い実用性に、誰にも真似できない低価格が融合し、大ヒットになりました。

その後、1979年に書棚のBILLYがラインナップに加わりますが、BILLYはパーティクルボードでほとんどできていると言っても過言ではないでしょう。

パーティクルボードの作り方

さて、イケアでのパーティクルボードの作り方ですが、CS放送のNATINAL GEOGRAPHIC CCHANNELの「世界の巨大工場 IKEA編」で放送された内容を紹介します。

イケアのパーティクルボードはスウェーデンのホルツフレッドの工場で生産されています。

地元の森にあるマツ科の常緑高木であるスプルースの木とマツが原料となります。

スプールスを裁断したチップとマツのおが屑を作ります。

チップとおがくずを混ぜ合わせ、ドライヤーで乾燥させます。

そこに接着剤として、合成尿素、アンモニア、水、硬化剤等を混ぜ合わせます。

それを高温でボード状に伸ばし、密度の高いパーティクルボードの形状にします。

最終的には、高密度、高強度そして軽量のパーティクルボードが出来上がります。

書棚BILLY用のパーティクルボードの加工

加工は、スウェーデンのシャトルストープのギレンズバンーンズモーブラー社で行われます。

この会社の創業者は、イケア初期のただ一人の従業員であった人です。

さて、搬入された生のパーティクルボードにBILLYで使用される色の化粧紙を貼り付けるために、ボード1枚あたり1リットルの接着剤を塗ります。

そして、機械でボードの上下に同時に化粧紙を貼り付けます。

切断ラインに乗せて、設計された寸法通りに切断します。

切断されたパーツの側面に化粧紙を貼り付けます。

梱包ラインに部材を集めて、機械で段ボールの梱包をしてフラットパックを作ります。

フラットパックの箱16個で1ロットになるようビニールで梱包します。

これを輸送トラックに積載しますが、この工場では1日40台のトラックで搬出されるそうです。

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