モクシーホテルズ Moxy hotels イケアがホテルを展開する?!


ホテル業界にイケアが参戦するようです。

イケアの地元であるスゥエーデンではなく、ドイツのフランクフルトでその動きが起こっています。

元々、ドイツはイケアの人気があり、国内のイケア店舗は46店もあります。ちなみに日本は7店舗しかありません。

ドイツでの人気の理由は、イケアは組み立て式ですから車で家に運ぶのも便利なこともあり、家中イケアの家具で統一している人も多いようです。

イケアの小さなテーブルなどは、ドイツの家にはかならずあると言っていいほどです。

このようなドイツにイケアホテルの動きがあると知ったドイツのカップルは、「ホテルはウケルと思いますよ、若い人にも人気があるし、ホテルが出来たら泊まりに行きたい」と言っています。

実は、イケア・ホテルのバックには、大手ホテルチェーンのマリオット Marriotがあります。

マリオット・インターナショナルは、世界各地73カ国に17ブランド、約3,700軒のホテルを展開している巨大ホテルグループです。

マリオットがイケアと組み、新しいカテゴリーのホテルを作ろうとしています。

その拠点がフランクフルトのマリオットです。

「低価格だけど質の高いホテルを作ります。大手チェーンが未だ出ていないカテゴリーだから、大きなチャンスがあります。」マリオットの責任者は話しています。

イケアとマリオットが作る新しいホテルは、「モクシーホテルズ Moxy Hotels」となるようです。

来年の春開業予定ですが、1泊65ユーロ、約8,500円~で、高級ホテルのカジュアル版です。

フランクフルトから来るまで5時間の隣国、オランダのアムステルダムにはイケアがホテル開業のために立ち上げた会社「インターホスピタリティ」があります。

ここには、モクシールームと呼ばれるモデルルームがすでに作られています。

このモデルルームの特徴は、客室の85%は工場で作り、残りは現場で組み立てる方法を取り入れていることです。

このやり方は、とてもシンプルでイケアの家具と同じです。

コレにより建設コストを通常の半分程度に抑えることができるそうです。

部屋の広さは17㎡。テレビも家具も壁に埋め込まれています。

割安で快適、さらにデザイン性もあわせ持っています。

来年から、ミラノを皮切りにベルリン、フランクフルト、ロンドンなどの出店を計画中です。

当然、世界中に広げていき、アジア、そして日本にも来る予定のようです。

既存のホテルチェーンには強烈なライバルが現れます。

イケアのホテルなら素敵だな、泊まってみたいと思う人は多いでしょう。

ただし、ホテル内の家具などの調度品はイケア製品ではないようです。

イケアストアで売られているのは、あくまでも一般家庭用の家具・雑貨でホテル向きには作られていないのがその理由です

それでは何がイケアのホテルかというと、組み立て式のノウハウが非常に大きいということです。

また、マリオット側からすると、イケアという若者や女性に人気のブランドと組めば評判になると言うメリットがあります。

マリオットは、宿泊にお金をかけない若者を取り込もうとしています。

またその若者たちが、将来ビジネスマンになった時、グレードの高いマリオットのホテルを使ってくださいという狙いがあります。

つまり、これはトヨタ方式で、カローラからマークⅡ、そしてクラウンが最後と同じ考えです。

これからの世界のホテル戦争は、日本企業の海外進出がさらに加速させていくと言われています。

日本企業の海外進出の支えになるのが、自分がよく知っているホテルが現地にあることです。

価格が手頃であるので、出張に行くビジネスマンが間違い無く利用することになります。

企業側にとっても、これまでできなかった長期出張が可能になります。

イケアのホテルもヨーロッパで若者をターゲットにしていますが、いずれこの機能を持つことになるのではないでしょうか。

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