イケアの商品名、ポエング・POANGってどういう意味?


イケアでお買い物をするときに困るのが商品名。

すべてが意味不明の北欧の言葉ですね。カタログでめぼしい商品があっても、必ずメモしておかなければ覚えることがなかなか出来ません。

例えば、「ニトリ」ならば、ソファの商品名は「3人用ソファ(キャッツブラック)」、「布張り3人用ソファ(キャッツヌノダークブラウン」などピンときやすい商品名です。

少なくとも、英語や日本語ですから多少なりとも関連性があり、あまり違和感はないのですが、イケアは北欧語ですので、ポエング POANG、クリッパン KLIPPAN などと言われてもそもそもどういう意味なのかも不明です。

イケアは、グローバル企業ですので、世界中のどこのストアでも同じような商品が並べられていて、同じスウェーデン語等の商品名で販売されています。

商品名がわかりにくいので何とかしてくれと言うクレームはないようなので、どこの国でもこのスタイルです。

ただ、むやみやたらとしているのではなくて商品名の付け方にはそれなりのパターンがあります。

ソファ、アームチェア、応接用のテーブルなどには、スウェーデンの地名がついています。

例えば、「KARLSTAD」は、スウェーデンの都市で、カール9世に都市として認められスウェーデン語でカールの都市という意味の「Karlstad カールスタッド」と名がついたそうです。
カールスタッドは、スウェーデン最大の湖ヴェーネルン湖北岸のデルタ地帯にあり、たくさんの橋があります。

KLIPPANは、スウェーデン南部の地名だそうですが、Googlemapでも、かなり小さな町が表示されます。

定番アームチェアの「ポエング POANG」は、このパターンから外れていて、意味は英語の「point」だそうです。日本人デザイナーがデザインしたものですが、デザイナーの意思が商品名に入っているのでしょうか?

バスルームの商品には、「VATTERN ベッテルン湖」と言った湖や川の名前や「STENSKAR島」と言った島の名前がついています。この島は、スウェーデンの南部に浮かんでいる小さな島です。

照明器具には、音楽、化学、気象に由来する商品名がつきます。「ORGEL]
は、オルガンのようですし、「KVINTETT」、「KALCIUM カルシウム」などです。

生地やカーテンには、「BRITT」、「INEZ」と言った女の子の名前。

椅子や仕事机には、「BROR}、「ALEXANDER」そして「OLLE」などの男の名前が商品名になっています。

ただ、すべての商品がスウェーデン語だけということでもないようで、ベッドや洋服ダンスには、ノルウェーの地名、食卓や食卓用チェアにはフィンランドの名前、絨毯にはデンマークの村や町の名前が用いられることもあるそうです。

イケアのちょっと奇妙に思えるこの独特の商品名の付け方にも、実は販売戦略があるのです。

他社とは全く異なる名称の付け方で、他社とは全く異なる商品だということとお客が思ってしまうそうなのです。

そのいい例が、イケアがドイツに進出した時には、スウェーデン語の商品名と同時に「BERLIN」と言うチェアセットを売りだしたそうです。ドイツ人向けに商品名を考えたものと思われます。

日本人の経営者に、徹底して日本語名で商品名を付け、グローバルに売りだしていこうと言う発想をできるのでしょうか?

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