実食レポート サーモンマリネとそのウンチク


実食レポート ミートボールとそのウンチク

ミートボールに引き続き、今回はサーモンマリネです。

サーモンは鮭、マリネとは、サーモン、ニシンなどの肉や魚そして玉ねぎなどの野菜等を、酢やレモン汁などからなる漬け汁に浸す調理法、またその料理を言います。

簡単に言うと、アジなどの南蛮漬けもマリネです。

さて、イケアのサーモンマリネですが、やはりこれもスウェーデン料理です。

冷凍のサーモンマリネが、フードマーケットで販売されていますが、「GRAVAD LAX」とパッケージに表示されています。「グラブドラックス」と発音するようです。

GRAVADが、埋めるとか漬け込むの意味で、LAXがサーモンのことです。

グラブドラックスは、スウェーデンだけではなく、北欧・スカンジナビア諸国で共通の魚料理です。

昔むかしバイキングが遠征する時にシャケを塩に漬けこんで(埋めて)保存食にしていたものと言われています。

また、別の説では、中世の漁師が、鮭を塩漬けにし、満潮時の海面よりも高い砂浜に埋めて軽く発酵させたものが元になっているそうです。

作り方は、生の鮭を塩、砂糖、黒胡椒、ディル(香草)、ディルシードやコリアンダーシードなどの香辛料、アクアビット、ウォッカ、ブランデーやジン、レモンなどに漬けたものを薄く切り、ホヴメスタルソースまたはグラヴラクスソースというディル、砂糖か蜂蜜、ワインビネガー、塩、胡椒、植物油、レモンとマスタードを合わせたソースをかけて、パンに載せたり、茹でたジャガイモに添えたりして食べるものです。
 


    本場のサーモンマリネ
 

北欧では、メインの料理ではなく、主に前菜として食べられています。

サーモンマリネは、スモークサーモンのような外観をしていますが、スモーク、つまり薫製ではないようです。

イケアのサーモンマリネは、ノルウェー産のサーモンを使用しています。

皿には、大きなサーモンの切り身とキャベツ、レモンそして日本の刺身でいえばワサビのようなものですが、独特な味と香りの「ディル」が添えられています。

ディルは、ハーブの一種で、和名をイノンド、英名を dill(ディル)と言います。

この英名のdillは、ノルウェー語またはアングロサクソン語で「なめらかな」あるいは「あやす」を意味する言葉「dylle」に由来すると考えられていて、このハーブが痛みを和らげる作用を持つことからきています。

ディルのシダ状の葉には、芳香があり、香草としてサーモンマリネやボルシチ、カレーなどの料理に用いられています。

イケア福岡新宮のレストランのサーモンマリネですが、私はミートボールよりも好きですね。

イケア福岡新宮のメニュー イケア福岡新宮のサーモンマリネ

鮭もけっこういい味で、また、付け合わせのディルもちょっと不思議な風味ですが、私は気に入っています。

実食レポート ミートボールとそのウンチク

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