イケアの快眠新戦略、お泊り会やスタッフの教育など


仕事のストレスなどで眠りに不満を抱えている方が多くなっています。

こうした不満の解消に大きなビジネスチャンスがあると見て、イケアも新たな戦略を打ち出しています。

イケア福岡新宮店でも行われていますが、店舗で一晩過ごすお泊り会です。

今年は、すでに2013年7月27日(土)〜8月15日(木)で開催されました。

参加者は、20名程度です。

趣旨は、睡眠について一緒に体験したり、食事で睡眠について考えてもらえばということですが、もちろんイケアのベッド、マットレス、枕などの睡眠に必要なアイテムを購入してもらうことが最大の目的でしょう。

当日は、夕食もイケアレストランでいただくことになりますが、メニューも西洋野菜の赤ビーツ、栗など安眠を誘うとされる食材を取り入れています。

夕食後は、寝具売り場に向かいます。

そこで、寝具を選びますが、寝る時の姿勢で選ぶと良いそうです。

つまり、横向きに寝る方は、高めの枕といった具合です。スタッフが自分にあった寝具を選ぶアドバイスをしてくれます。

寝具を選んだ後は、一晩を過ごすベッドが発表されます。

参加者は、店舗で展示されているベッドで眠ります。

スタッフと家族が一緒になって、自分の寝床を準備します。

午後10時過ぎには、ベッドメーキングも終わります。

自宅の環境とは異なるために、なかなか馴れない人も多くいるようです。

午前零時に消灯となり、翌朝5時45分に起床です。

このお泊り会では、参加者も横向きで寝る人と、仰向けで寝る人とは枕のタイプを変えたほうがいいなどの知識が得られたので有意義だったようです。

また、高い値段の商品のほうが寝心地が良いと思っていたが、今回のお泊り会で安いのにとても寝心地が良い商品も発見したそうです。

イケアがこうしたイベントをする背景には、寝具売り場を強化する狙いがあります。

イケア・ジャパンのマーケティングマネージャーのサリ・ホロパイネンさんによると「日本で今年、最も重要視しているのは寝具売り場の強化」とのこと。

イケアの日本における寝具の販売比率は3割程度ですが、欧米の店舗では5割前後にもなっています。

欧米では、寝室をとても大事にしており、寝室の中でお茶をしたり読書をしたりするなど、ただ眠るだけではない空間だと考えているようです。

一方日本では、不満を持っていても9割以上の人が何もしていないという現状があり寝室を軽視しているようです。

日本のこの比率を5割まで上げる方針が出ています。

そこで、お泊り会の開催とともに寝具売り場も改装しています。

寝具売り場のマットレスコーナーが一番大きく改装が施されています。

具体的には、内装はグレーを基調としていましたが、改装で壁や床を黒にして雰囲気を一新しました。

買い物客が、実際に高級感を感じてもらえるような売り場にしました。

また、ディスプレイにもベッドに横たわると天井にそのベッドの説明文を記載し寝ながら商品の特徴を知ることができるように工夫しています。

さらに、スタッフの教育にも力を入れています。

眠りに関する知識を寝具売場のスタッフだけでなく、スタッフ全員が修得することによりより良い接客につながると考えています。

例えば、マットレスの下に敷く「すのこ」が、25%くらい寝心地に影響するらしいといったことで、すのこを帰ることにより寝心地が変わります。

これらを実際にスタッフに体験させています。

イケアは、店舗のスタッフを教育することで消費者の睡眠に対する意識が変わると考えています。

前述のマーケティングマネージャーのサリさんは、「眠りを改善するための投資を小学でも促す動きが必要です。」と述べています。

忙しい現代では、快眠のための商品開発や研究にイケアは今後も力を入れていくようです。

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